XMenu

幕末〜明治の浮世絵ずらり 鎌倉・吉兆庵美術館 人形、ランプなど70点

神奈川

2018年6月28日

 明治維新百五十年を記念し、幕末から明治にかけての浮世絵やランプ、人形など約七十点を集めた企画展が鎌倉市小町二の鎌倉・吉兆庵(あん)美術館で開かれている。当時の風俗や、舶来物を暮らしに合わせて取り入れている様子などがうかがえる。九月二十三日まで。

 浮世絵師井上探景(たんけい)が、日本橋の大丸屋呉服店のにぎわいを描いた一八八六(明治十九)年の作品は、大店(おおだな)の前を行き交う人々の服装に和装と洋装が交じり、電柱や馬車、人力車なども確認できる。

 明治天皇、皇后はじめ、西郷隆盛や大久保利通、木戸孝允らの元勲と、雅楽の演奏者などがひとそろえになった人形は、七一(明治四)年に行われた宮中祭祀(さいし)「大嘗祭(だいじょうさい)」を表現したものとみられるという。明治時代の天覧相撲や相撲部屋、力士たちの花見を描いた浮世絵や、和室で使いやすいよう高さを上げたランプ、勝海舟らの書もある。

 入館料は大人・高校生六百円、小中学生三百円、六十五歳以上四百八十円。第一・三月曜休館。問い合わせは同館=電0467(23)2788=へ。 (北爪三記)

 

この記事を印刷する