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川崎・高津区のカフェ スタッフに障害者 「本格就労学ぶ場に」

神奈川

2018年6月24日

お客にコーヒーとお菓子を提供する石田さん(左)=川崎市高津区で

 川崎市高津区に先月オープンしたカフェ「ビジネスステーショントゥーリズ」で、一般就労が難しい障害者がスタッフとして働いている。調理作業や接客技術を学んで飲食店への就労を目指すなど、意欲的に仕事をこなしている。

 カフェは、一般就労が困難な障害者が工賃を得て働く「就労継続支援B型事業所」が入る建物の一階にある。誰でも利用できる共同オフィスを兼ね、四人掛けの座卓やテーブルがある。月会費五千円を払うか、カフェのメニューを頼むと、営業時間中(月曜〜木曜の午前十時〜午後三時)は自由に使える。

 スタッフは、同事業所を利用する障害者。コピー取りやシュレッダー作業を代行するサービスもあり、「外部の人と接し、本格就労に向けた事務作業を学ぶ場にもなる」とカフェのオーナーで事業所を運営する米田高志さん(37)。

 スタッフの一人石田諭一さん(31)=横浜市緑区=は二十四歳の時に統合失調症と診断された。自宅で過ごす日々を経て昨年四月、この事業所に通い始めた。ラーメン店や居酒屋で働いた経験があり、「調理作業が楽しい」と目を輝かせる。接客技術なども磨き、飲食店での就労につなげるつもりだという。

 カフェは、コンサルタント会社社長の矢口大輔さん(42)と米田さんが共同経営する。二人は福祉業界を経て起業した経験を生かし、会員向けの起業相談や、会員同士のビジネスマッチングに別料金で応じる。問い合わせはトゥーリズ=電044(328)9759=へ。 (小形佳奈)

 

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