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はだしで走れる砂浜へ くぎを使わない海の家が完成 NPOら、藤沢で

神奈川

2018年6月24日

海の家の内部を整備する住民ら=藤沢市で

 子どもたちが安心してはだしで走れる砂浜にしようと、NPO法人「海さくら」と日本財団は二十三日、くさびを打ち込み、くぎを使わない海の家を藤沢市の片瀬東浜海岸に完成させた。ライフセーバーや看護師の待機場所などとして使う。

 海水浴シーズン終了後の解体時にくぎを回収しない海の家も多く、かながわ海岸美化財団が二〇一〇年三月に湘南の五つの海岸を調べたところ、約一万九千本のくぎが見つかった。

 海さくらなどは環境への関心を高めてもらおうと昨年、住民に協力を呼び掛けて取り組みを開始。今年は奥行き十メートル、幅九メートル、高さ四・五メートルのアーチ形の海の家ができあがった。住民は天幕の外側に魚などの絵を描いたり、内部の整備をしたりした。

 海さくらの古波蔵(こはぐら)梨沙さんによると、昨年は周辺の海の家も解体時に配慮し、散乱していたくぎは例年に比べ少なかった。古波蔵さんは「皆の意識が少しずつ高まっている」と手応えを感じていた。 (布施谷航)

 

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