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「社長は直接謝罪を」被害者から怒りの声 「はれのひ」債権者集会

神奈川

2018年6月21日

債権者集会の会場で受け付けをする出席者(手前)=中区で

 「社長は直接謝罪を」「ずさんな経営にあきれた」−。横浜市中区で二十日に行われた振り袖販売・レンタル業「はれのひ」の債権者集会に、篠崎洋一郎社長(55)は姿を見せなかった。海外にいるとみられ、説明責任を果たさない姿勢に出席者からは非難の声が上がった。

 「社長が逃げ続けていると思うと、新たな怒りが湧き起こった」。長女(20)が今年の成人式用に振り袖をレンタルしていた同市港北区の女性(45)は集会終了後、こう憤った。

 式当日、振り袖は着付け会場のホテルに届かず、急きょ別業者に注文。長女が時間をかけて選んだ振り袖を着られなかったことが、今でも許せない。集会では、レンタル料約十八万円は返還されない見込みと告げられた。「娘の成人式はもう終わってしまった。お金の問題ではない。社長は納得できるまで説明してほしい」

 「お金が戻ってこないことを確認しに来た。もうどうしようもない」。はれのひに棚や鏡などをリースし、約二千万円の債権を抱える東京都内の会社の男性社員(57)は諦め顔だった。

 二〇一六年十二月に契約し、一七年六月を最後に支払いが滞った。「昨年末に社長と話した時、『何とかする』の一点張りで、これはダメだなと思っていた」と振り返った。資産状況の説明を聞き、「本当にすっからかんで驚いた。社長の管理は本当にずさん」と話した。(加藤豊大、鈴木弘人)

 

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