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本物の試合で子どもに夢を 横浜出身プロレスラー・鈴木みのる選手デビュー30周年

神奈川

2018年6月9日

大海賊祭のポスターを手に来場を呼び掛ける鈴木選手=東京都渋谷区で

 デビュー三十周年を迎えた横浜市西区出身のプロレスラー鈴木みのる選手(49)が二十三、二十四日、横浜赤レンガ倉庫イベント広場(中区)で、記念イベント「大海賊祭」を開く。目玉は、自身と新日本プロレスのIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ選手の一戦。観覧無料で、鈴木選手は「子どもたちに本物の試合を見てもらい、夢をつかむきっかけにしてほしい」と呼び掛ける。 (志村彰太)

 鈴木選手は市立平沼小、同岡野中卒。当時はプロレスブームの真っただ中で「中学では初代タイガーマスクの話で持ち切りだった」と振り返る。

 一九八三年の第一回IWGP大会決勝戦、アントニオ猪木とハルク・ホーガン両選手の一戦を見てレスラーを志した。「ヒーローだった猪木選手がノックアウトされ、悔しさがこみ上げた」。両親や近所の人に「レスラーになって猪木の敵を取る」と誓った。

 横浜高に進学してレスリング部に入り、三年時に国体で準優勝するなど実績を積んだ。卒業後は新日本プロレスに入団するも、「相手を打ち負かす強さ」を求めて八九年に退団。九三年に総合格闘技団体パンクラスの創設に加わって総合格闘技ブームの火付け役になった。二〇〇三年にプロレスに復帰し、現在はフリーのレスラー集団「鈴木軍」を組織し、国内外の試合に出場している。

 経験を重ねるうち、「甘えがちな自分の弱さに打ち勝つのが、本当の強さだと思うようになった」と鈴木選手。「(大海賊祭の試合を通し)忙しさや衰えを言い訳にしている同世代に『やればできる。俺を見ろ』と伝えたい」と語った。

 大海賊祭では、二本の大縄を跳ぶパフォーマンス「ダブルダッチ」の世界王者「レグスタイル」や、「ファンキーモンキーベイビーズ」元リーダーで歌手のファンキー加藤さんのステージなどもある。プログラムや時間など詳細は大海賊祭のホームページで。

 

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