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スポーツクライミング 松田を一大拠点に 町民文化センターに人工壁

神奈川

2018年6月8日

体験会で、ステージに設けた壁を登る子ども=松田町で

 二〇二〇年東京五輪で正式種目になるスポーツクライミングで集客を図ろうと、松田町は庁舎隣の町民文化センターのステージと外壁にスポーツクライミング用の人工壁を新設した。音楽会や演劇を催すステージにクライミング用の本格的な壁を設けるのは全国的に珍しいという。来月から利用できる。 (西岡聖雄)

 センターは一九八一年に開設。ピークの九四年には大ホール(千十八席)で百二十五回のイベントがあり、十二万人以上が来場した。その後は徐々に落ち込み、二〇一五年度は四十三回、三万四千人に減った。

 このため、催しがない時の大ホールに着目。ステージ奥に、岩肌に見立てた崖を手と足で登るボルダリング用の壁(高さ五メートル、幅二十二メートル)を造った。建物の外壁にも、命綱のロープを使って二人一組で登るリードクライミング用の壁(高さ十三メートル、幅六メートル、最大斜度一一五度)を設置した。

 ボルダリングの壁は難易度に応じて六種類の傾斜があり、初心者から上級者まで楽しめる。先月の体験会に初挑戦した地元の堀真記さん(38)は「日頃使わない筋肉を動かし、手足も伸ばせて体に良さそう」、長女心々寧(ここね)さん(7つ)は「下りる時は怖かったけどまた登りたい」と喜んでいた。

 料金はボルダリングの場合、平日一時間で町外の大人は千四百円、町内在住・在勤・在学者は七百円。要予約で、事前に安全対策と利用方法の講習を受ける。問い合わせはセンター=電0465(83)7021=へ。

センター外壁に設けたリードクライミング用の壁=松田町で

 

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