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横浜の交通網 歴史に焦点 来月1日まで都市発展記念館

神奈川

2018年6月7日

かつて市内を走った鉄道の写真や路線図などが並ぶ会場=横浜市中区で

 鉄道や路面電車、道路網など、横浜港が開港して以降の交通インフラの変化に焦点を当てた企画展「伸びる鉄道、広がる道路−横浜をめぐる交通網」が横浜市中区の横浜都市発展記念館で開かれている。路線図や写真など約200点を7月1日まで展示している。

 日本初の鉄道が新橋−横浜間に通ったのは1872(明治5)年。馬車や蒸気船に比べて移動時間が短くなり、人と物の行き来が盛んになった。明治後半には路面電車(後の市電)が登場し、市民の足になった。

 発展の契機は1923(大正12)年の関東大震災。復興の過程で、32年に東京横浜電鉄(現東横線)、33年に神中鉄道(現相鉄線)が横浜駅に乗り入れ。道路の幅も広がり、市電は保土ケ谷や生麦(鶴見区)まで延びた。

 60年代以降は首都高速が整備され、市北部から都心に向かう田園都市線が開通。市電は72年に廃止され、代わってマイカーや市営地下鉄などがその役割を担うようになった。同館の岡田直(なおし)さん(51)は「高速道路の整備で、マイカーでの長距離の移動も容易になった。技術の進歩とインフラの変化の両面に注目してもらえれば」と話した。

 入館料は一般300円、小中学生150円(土曜は小中高生無料)。月曜休館。問い合わせは同館=電045(663)2424=へ。 (鈴木弘人)

 

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