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平和への願い 若い世代に 「憲法」などのテーマで寄稿

神奈川

2018年6月5日

「惜しむな言葉II」を発行した飯田洋さん(中)ら=横浜市西区で

 憲法九条を守る意思を広く伝えようと、横浜市立高校の元教職員らのグループ「教友会」(西区)が冊子「惜しむな言葉II」を発行した。会のメンバーら四十二人が「戦争」「憲法」「原発」「私」の四つのテーマで寄稿。「紛争は軍事力ではなく、対話で解決を」などと記している。

 会は二〇〇六年の教育基本法改正を「教育への政治介入を許し、戦前の再現になる」と問題視。その時に、戦争を経験した元教職員らの寄稿で「惜しむな言葉」を発行した。タイトルには「つらい経験を伝える言葉を惜しんではならない」といった意味を込めた。

 今回はその続編。昨年の衆院選で改憲勢力が多数を占めたのに危機感を抱き、会長の飯田洋さん(76)がメンバーや知人に寄稿を呼び掛けた。執筆者の年齢は三十〜九十代と幅広い。

 一九四五年五月の横浜大空襲で「数えきれないぐらいの死体をまたぎながら帰路についた」という体験や、「北朝鮮や中国の問題よりももっと憂慮すべきなのは、米軍基地と原発の存在なのではないか」などの主張を盛り込んだ。

 編集担当の中村隆一さん(72)は「伝えなければならないことをまとめた。若い人にぜひ読んでもらいたい」と話す。A5判百四十六ページ、頒布価格は二百円。問い合わせは中村さん=電045(862)9093=へ。 (梅野光春)

 

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