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川崎市に1億円寄付 個人から過去最大

神奈川

2018年5月30日

 川崎市の福田紀彦市長は二十八日の記者会見で、市内の個人から市に一億円の寄付があったことを明らかにした。市は全額を、児童養護施設などで暮らす子どもたちの学習や進学に資金を援助する「子ども・若者応援基金」に積み立てる。福田市長は「率直に言ってびっくりした。有効に使わせていただく」と語った。

 市によると、存命中の個人からの寄付としては過去最大の額。市は寄付者の意向として、性別や年代などは明かさなかった。寄付者から一月ごろ、寄付の申し出があった。市と協議して同基金に積み立てることでまとまり、四月下旬に寄付を受けた。

 福田市長は「次の未来の子どもたちに使える形がいいのではないか、と(基金への積み立てを)提案した」と話した。五月下旬に市役所で寄付者と面会した際、「子ども好きなのでぜひそういう形で使ってもらいたい」との趣旨の返答を得たという。

 同基金は四月に設立され、児童養護施設を出て大学などに進学する若者への給付や、施設で暮らす子どもの学習支援に充てるのが目的。基金の資金は市内の競馬・競輪事業の売り上げと市民からの寄付を想定し、本年度の積立額は三千五百万円だった。今回積み増す分は、二〇一九年度以降の事業費に使う。 (大平樹)

 

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