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「豆本」から「1人では持てない大型本」まで  専大図書館で企画展

神奈川

2018年5月30日

ダビンチの手稿本の復刻版=多摩区で

 川崎市多摩区の専修大図書館(九号館三階)で、大小さまざまな図書を紹介する企画展「知の森へようこそ」が開かれている。縦横が一ミリ以下の大きさで虫眼鏡で見ないと内容が分からないほどの豆本や、大きすぎて一人では持ち上げられそうもない大型本まで約四十点が展示され、来館者の目を楽しませている。 (安田栄治)

 一ミリ以下の豆本は「四季の草花」で、文字や日本の四季の草花十二点のイラストが印刷され、ルーペで見ることができる。

 凸版印刷が長年培ってきた超微細印刷の技術を応用して縦横〇・七五ミリの本に印刷を成功させ、二〇一三年に「最も小さい印刷本」としてギネス世界記録に認定された。全二十二ページで、草花のイラストとその名前をひらがな、カタカナ、漢字、アルファベットを使って表記している。

 ほかに浮世絵師・葛飾北斎が描いた北斎漫画の一部を六冊に編集した豆本(縦十二センチ、横八・五センチ)なども展示されている。

 大型本は、ナポレオンがエジプト遠征時に随行させた学者や技術者、画家、製図家ら学術調査団がまとめた「エジプト誌」などがある。また、レオナルド・ダビンチの手書きのノートをまとめた「手稿本」(復刻版)は大小二種類ある。復刻版は実際に手を触れることができるという。

 同館は所蔵する図書資料の一部をテーマに分けて年二回、一般公開している。同大図書課の鈴木覚課長補佐は「復刻版であっても実際に触れることはあまりできない。触れる機会があってもいいと企画しました。ぜひ、触って見てください」と呼び掛けている。

 開催は六月二日まで。閲覧時間は午前十一時半から午後四時半まで。入場無料。問い合わせは同館=電044(911)1274=へ。

 

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