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巨大キャンバスに全身全霊をささげ 現代アーティスト・小松さん 水戸の百貨店でライブ

茨城

2018年9月9日

パフォーマンスを披露した小松さん=水戸市で

 世界を舞台に活躍する現代アーティストの小松美羽(みわ)さん(33)が8日、水戸市の京成百貨店で、その場で作品を描く「ライブペイント」を実演した。100号サイズ(縦1.3メートル×横1.6メートル)の巨大なキャンバスに次々と絵の具を乗せ、作品を完成させていく様子を見て、集まった買い物客ら約200人は小松さんの世界観に魅了されていた。 (山下葉月)

 小松さんは長野県坂城町出身。銅版画やアクリル画、焼き物への絵付けなど幅広い制作スタイルで、神獣やもののけなどを力強く表現する。二〇一五年にロンドンの大英博物館日本館に作品の永久展示が決まったほか、映画の劇中画を手掛けるなど活躍は多岐にわたる。

 この日、小松さんは白装束を身にまとい、床に準備された絵の具を手のひらに取ったり、チューブから直接キャンバスに塗り付けるなどして、カラフルで躍動感あふれる絵を仕上げた。神聖な儀式を思わせる曲が大音響で流れた。

 作品名はまだないが「今、水戸に来て感じたことを絵にした」と小松さん。完成した絵は京成百貨店で四百九十五万円(税抜き)で販売する。

 パフォーマンスは、百貨店で開催中の現代アート展の一環。会場には、小松さんら現代アーティスト四十人による立体作品や油彩など約六十点が展示されている。別のフロアでは、一六年に文化勲章を受章した草間弥生さんの作品展も同時開催中。いずれも十一日まで。問い合わせは水戸京成百貨店=電029(231)1111=へ。

 

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