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日本女子バドミントン界ホープ 水戸出身・仁平菜月選手19歳 東京五輪目指し 力強さ磨く

茨城

2017年10月5日

バドミントン全日本社会人選手権の女子シングルスでベスト4入りした仁平菜月選手=広島県立総合体育館で

 飛躍する日本女子バドミントン界のトップに割って入ろうと、力を付けているホープがいる。水戸市出身で十九歳の仁平菜月選手(トナミ運輸)は、九月上旬の全日本社会人選手権のシングルスで初出場ながらベスト4。「優勝を目指していたので悔しいが、次につなげたい」と前を向いた。

 石岡市内のバドミントンクラブに所属し、小学生から頭角を現した。福島県富岡町の強豪中学へ入学直前に、東日本大震災が発生。東京電力福島第一原発事故により避難を余儀なくされた。

 活動は避難先の福島県猪苗代町で、練習場の確保など苦労も味わった。それを乗り越えて、高校三年時には、高校総体で優勝。「福島の方の応援や練習をできることへの感謝の気持ちは今もある。あの経験は必ずプラスになる」と熱っぽく語った。

 高校卒業後は社会人男子の強豪、トナミ運輸に入った。「より男性に近づくことが勝ちへの近道」という大堀均コーチの指導の下、男子との練習でスピードや力強さを磨いている。

 目標は二〇二〇年東京五輪出場。八月の世界選手権を制した奥原希望選手(日本ユニシス)や山口茜選手(再春館製薬所)ら有力選手が大きな壁となって立ちはだかるが「基本的なところを一から見直して、追い越したい」と、足元を見つめた。

 

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