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国立ハンセン病資料館の入館40万人目 筑波大生・萩原さん「しっかり勉強を」

茨城

2017年6月29日

40万人目の入館者の萩原さん(中)=東京都東村山市で

 国立ハンセン病資料館(東京都東村山市青葉町)の入館者が、1993年に開設された前身の高松宮記念ハンセン病資料館からの累計で40万人に達し、27日に記念式典が開かれた。

 40万人目は、つくば市の筑波大医学群4年萩原理彩子さん。大学の社会医学実習のグループ10人で訪れたといい、成田稔館長、藤崎陸安(みちやす)全国ハンセン病療養所入所者協議会事務局長とくす玉を割って祝った。初めての訪問で40万人目となったことには「驚きましたが、いい記念になったのでしっかり勉強したい」と話した。

 資料館は、ハンセン病やその対策の歴史などについて、正しい知識の普及啓発と偏見・差別の解消、元患者らの名誉回復を図ることが目的。93年に高松宮記念ハンセン病資料館として開館し、2007年に国立の資料館としてリニューアルオープンした。最近は小中学生の来館も増えているという。

 7月1日には資料館映像ホールで、全国のハンセン病療養所の担当者がそれぞれの活動を紹介する報告会が開かれる。午前10時〜午後3時10分。事前申し込みは不要で先着120人。 (水谷孝司)

 

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