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87歳の「釣狐」 野村万作挑む 30日、国立能楽堂

伝統芸能

2018年8月24日

 和泉流狂言師の人間国宝、野村万作(87)が三十日午後六時半から、東京・国立能楽堂で開催の企画公演「素の魅力」で、袴(はかま)狂言「釣狐(つりぎつね)」を披露する。前シテ(前半)の部分を面(おもて)も装束もつけずに、紋付きと袴で演じる。

 激しい体の動きが求められる曲で二〇一四年、芸歴八十年記念公演の際に「最後」と表明したが、役への愛着はさらに深まり、今回挑むことにした。「老いの華があるかどうかは分からないが、八十代の『釣狐』でいいと思っている」と話し、「装束をつけなくても(狐の役が)にじみ出るものがある。観客の想像力を期待しながら演じたい」と語った。ほかに舞囃子(ばやし)新作「智恵子抄」。国立能楽堂=(電)03・3423・1331。

 

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