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何が出るかドッキドキ テレ東「池の水ぜんぶ抜く」2日スペシャル

放送芸能

2017年12月23日 朝刊

 全国各地の池の水を抜いて人気を集めるテレビ東京のバラエティー番組「池の水ぜんぶ抜く」が、正月2日にスペシャル番組「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦6〜今年も出た出た!正月3時間スペシャル」(午後5時55分)として登場する。今年1月から計5回放送され、9月と11月の放送回はなんと視聴率でNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」を上回る大金星。快進撃を続ける人気番組に注目が集まる。 (砂上麻子)

 スペシャルには、司会のロンドンブーツ1号2号の田村淳とココリコの田中直樹に加え、ゲストで俳優満島真之介が出演。満島は横浜市内の徳生(とくしょう)公園の池の水抜きに挑戦。番組最多となる117匹の外来種のアカミミガメを捕獲する。これまで放送した17カ所の池のその後も調査する。伊藤隆行プロデューサーは「池の水はぜんぶ抜いてみないと、何が出てくるか分かりません。今回も想定外だらけです」と期待をあおる。

 伊藤さんは「別の番組の企画を考えていた時『かいぼり』という言葉が出てきた。昔からの水抜き作業ですが、これだけで番組を作ったら面白いんじゃないかと思った」と話す。が、上司からは「保険がかかっていないと反対されました」という。

 単純な内容にも関わらず放送直後から話題が沸騰。「うちの池の水も抜いてほしい」という依頼が全国から500件近く寄せられている。

 番組では絶滅寸前の希少生物ニホンイシガメを発見したり、きれいになった池にカワセミが戻ったりするなど成果を上げる一方、池の水が抜けきらなかったり、網の目が大きすぎて外来種を駆除できなかったりする事態も発生。伊藤さんは「起こったことをほぼそのまま放送してます。ドキュメントスタイルです」と笑う。

 回を重ねるごとに視聴率も上昇。9月3日の放送は視聴率11.8%で、同時間帯の大河の11.3%を初めて上回った。11月26日の放送も12.8%と再び大河の11.3%を超えた(いずれもビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 人気の秘密について伊藤さんは「怖いもの見たさではないが、池の中にはロマンがある。日比谷公園の池から家紋の入った瓦が見つかるなど昔の人の暮らしが見える」と語る。国内には約20万個の池があるといわれ「池がある限り抜き続けます」と目を輝かせた。

 

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