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NHK朝ドラ「わろてんか」 来月2日スタート

放送芸能

2017年9月30日 朝刊

 97作目となるNHK朝の連続テレビ小説(朝ドラ)「わろてんか」が10月2日から始まる。大阪を舞台に周囲に笑いを振りまくヒロイン藤岡てんを演じるのは、女優葵(あおい)わかな(19)。「明るさや笑いの力を届けたい」と意気込みを語る。 (砂上麻子)

 朝ドラは初出演。ヒロインに決まり、両親や友人から「良かったね」「すごいね」と言われ、実感が湧いてきた。「こんなに周りの人から喜んでもらえるなんて、ジワジワとうれしさが込み上げてきました」。大きな目を輝かせ、表情をくるくると変えて話す笑顔が印象的だ。

 関西弁で「ゲラ」と呼ばれる笑い上戸のてん。笑いは人を幸せにする力があると信じ、夫の藤吉(松坂桃李)と笑いのビジネスに乗り出す。

 明るく、ポジティブなてんに対し、慎重派の自分との共通点が見つからなかったと葵は明かす。それでも「一つのことに対して情熱を持ち続けるところは似ている」と、てんを身近に感じたという。

 てんを演じているうちに「自分でもこんなに笑う人だったんだ」と気付いた。「てんを演じる上で笑顔は大切。彼女の笑顔で周りが笑顔になるので、笑い方や笑い声など考えているうちに、すぐ笑えるようになりました。表情筋が鍛えられ、素直に笑えることが演じていて何より楽しいです」と手応えを感じている。

 今年五月から大阪での撮影に合わせ、初めて一人暮らしを始めた。長期間の撮影を乗り切るため料理も始めた。「得意料理はそんなに多くないですが、野菜を取るようにしています」と自己管理に気を使う。

 笑いの本場・大阪だけに「なんばグランド花月」や落語の寄席にも通い、東西の笑いの違いを学んだ。「客席の笑い声が東京とは違う。舞台の声が聞こえないくらい。関西は劇場全体が笑っている。笑いの力に驚かされました」

 現場はドラマのタイトル通り笑いにあふれているという。「笑いすぎておなかが痛くなりますが、松坂さんから『笑い疲れるなんて幸せだね』と言われました。本当に幸せな現場だと感じています」

 

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