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<知りたいコトバ 知っている?言葉>お迎えが来る

NIE

2018年8月29日

 今年の夏は暑いというので、北海道か東北の高原の温泉でも行って静養しようかと考えていたら、自身が人生二度目の長期入院の羽目になり、のんびり湯治どころでなくなりました。

 前にこの欄で書いた「忌み数字」は、最近建てられた病院ではほとんど気にされないようです。今回、私の病室も四階の四一四号室でした。逆に、一般病室の患者が透析や放射線検査で別病棟へ行った時に、終了後、「(看護師が車いすで)お迎えに来る」と病院の職員は普通に使っていて驚きました。日本語として正しい言葉遣いですが、病院内で使うのはどうでしょう。ここは「迎えが参ります」でよいと思います。

 西日本のお盆では、「お迎え団子」などを仏壇に供え先祖を迎える習慣があります。また、広島の灯籠流し、長崎の精霊流しは有名です。長崎では大きな船を建造することもあるようです。関東では、ご先祖のお迎えにキュウリの馬、送りにナスの牛を作ることが当たり前でしたが、今はこうした飾りを作ることも少なくなっています。

 (高田照二)

 

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