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<知りたいコトバ 知っている?言葉>ややこしい

NIE

2018年8月1日

 犬の散歩をしていたらコスモスが咲いていました。黄色やオレンジ色のキバナコスモスです。子供のころに見かけたことはないので、東京近辺で雑草化したのはそんなに古いことではないような気がします。コスモスの和名は「秋桜」。七月の太陽の下で咲く黄色いコスモスは、秋風にそよぐピンクのコスモスとはまるで風情が違います。ただ、桜もピンクばかりでなく、薄緑の花を咲かせるギョイコウという種類もあるので、コスモスばかりを責めるわけにもいきません。

 話はコスモスに限りません。「最近、春にオオマツヨイグサ(ツキミソウ)に似た形のピンクの花を見るなあ」と思ったらその花の名前が「ヒルザキツキミソウ」。そりゃ、昼にだって月は出ているけど、どうしてこんな名前をつけたんだろう。覚えやすいのは確かだけど。

 という話を、花が好きな八十九歳の叔母にしたら、「ややこしいわね」と笑われました。おばさん、私もややこしいと思っているんですよ。

  (佐藤京次)

 

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