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<知りたいコトバ 知っている?言葉>赤い犬

NIE

2018年6月26日

 一九七七年のこと。新玉川線(今は田園都市線といいます)が開通して、池尻大橋駅ができ、隣接してオレンジキャットという書店もできました。マスコットキャラクターもオレンジ色の猫。「オレンジキャット」は駅のイメージカラーに合わせた造語かと思ったのですが、薄茶色の猫を英語でオレンジキャットということを後に知りました。

 先日、平昌五輪の女子フィギュアで優勝したザギトワ選手に秋田犬が贈られました。毛色は新聞に赤とあるのですが、私には薄茶にしか見えません。

 英語では薄茶を赤系の色で表現をするようです。秋田犬の毛色の記述もその影響でしょうか、と書こうとして、自分の間違いに気づきました。そう、日本にも赤犬という言葉があるのです。日本国語大辞典に「毛が黄色で赤みを帯びた犬」とあります。

 赤くないのに赤土といい、信号も緑なのに青といいます。血のような赤が赤なのは当然ですが、犬の薄茶も相対的には赤で、それは英語も日本語も同じなのですね。 (佐藤京次)

 

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