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<新聞で新聞を作る>「第15回新聞切り抜き作品コンクール」より 中学生の部・優秀賞 群馬・太田市立強戸中学校

NIE

2018年6月12日

 教室の黒板と同じ深緑色の台紙に、白いチョーク風の手書き文字で書かれた「My School」のタイトル。一目で学校を連想させるこの作品は、神宮穂乃花さん、田中咲衣(さえ)さん、長島由果さん、深町京花さん、柳奈都妃(なつき)さんの五人(ともに当時二年)による合作。自分たちに身近な学校に関する記事を集めた。

 教員の激しい叱責(しっせき)により死に追い込まれる「指導死」や教員によるセクハラ問題など、生徒から教員へ「言いたい!」記事を集めたコーナーは青、学力関連の記事は緑、部活関連は黄、教員の労働問題はピンクに色分け。見出しの背景、記事に引くマーカーの色、感想を書く台紙の色もそれに沿っていてわかりやすい。

 まとめでは、教員による生徒へのわいせつ行為には「生徒を何だと思っているのか」、不誠実な対応で生徒を死に追い込んだ教員と学校には「『嘘(うそ)をつかない』『悪いことをしたら謝る』といった基本的なことができない人に教えてほしくない」と憤っています。

 その一方で、過労死ラインぎりぎりまで働く教員の実態を知り「先生たちには本当に本当に感謝しなければなりません。先生、ありがとう!」と書いた五人。新聞で視野が広がったことが伝わってきます。

 

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