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<知りたいコトバ 知っている?言葉>辞任と辞職

NIE

2018年4月10日

 新聞で頻繁に出てくる「辞任」と「辞職」。厳密な区分は難しいですが、辞任は役職や任務を退くこと、辞職は属している職業や組織から離れることとして普通使っています。例えば「大臣を辞任」「国会議員を辞職」です。

 佐川前国税庁長官は「辞任と辞職」両方当てはまります。しかし記事では辞任を使いました。辞めた理由が財務省職員というよりは、局長という役職時代に起きた不祥事だからでしょう。更迭は、(形式上)自発的に辞める辞任よりも、辞めさせることという意味合いがあるので、同氏は事実上の更迭といえそうです。

 米国大統領の人事は驚きの連続です。そこでよく使われるのが、「解任」と「更迭」「交代」です。解任は任命者により強制的に辞めさせることです。そのときの背景を考慮して記事では使い分けをしているようです。

 一方で「退職」「退任」などは、組織の規定や自己都合で辞めることに多く使われます。「免職」や「解雇」とは区別しないといけません。 (高田照二)

 

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