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<新聞で新聞を作る>「第14回新聞切り抜き作品コンクール」より 中学生の部・優秀賞 東京学芸大付属国際中等教育学校

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2018年1月9日

 二〇一六年開催のリオ五輪の記事を中心にした作品。ただ競技ではなく、難民五輪選手団、紛争を経て独立し初参加したコソボの選手、スラム街出身の選手、などに焦点を当て、平和の祭典である五輪を通して、民族分断や貧富格差などの問題に迫ろうとしているのが特徴だ。

 紙面は、テロや内戦などで厳しい環境にある選手が「胸に秘めた使命」、そうした選手に大会参加の「平等な機会」を与えることの大切さ、多様な民族を受け入れるブラジル「らしさ」などを分類して展開。それぞれ背景に色を付け、読みやすく工夫している。作者の意見は背景を黄色にし、より目立たせていた。

 タイトルは「個人が代表であるということ」。「五輪は個人・団体の選手間の競争であり国家間の競争ではない」という五輪憲章を踏まえている。

 製作した三年(昨年度)の黒岩七海さんは「個人が自分らしく生きて能力を認められ『私は私の代表です!』と胸を張って言えるようになれば社会が発展、皆が共存できるようになるのではないだろうか」と記している。

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 東京新聞・第十五回新聞切り抜き作品コンクールの作品を、十四日まで募集しています。関東の小・中・高校生が対象です。詳しくは東京新聞のホームページ(教育)をご覧ください。
 

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