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<社会編>福島の仮設 西日本豪雨で再利用

親子で学ぶぅ

2018年9月1日

福島から運びこまれた木材で組み上げられる仮設住宅=8月9日、岡山県総社市で

 東日本大震災(ひがしにほんだいしんさい)による東京電力福島第一原発事故(じこ)の被災者(ひさいしゃ)が住んでいた仮設(かせつ)の住宅(じゅうたく)を、西日本豪雨(ごうう)におそわれた岡山(おかやま)県総社(そうじゃ)市にうつして使う取り組みが進んでいます。スギの厚(あつ)い板を屋根やかべ、ゆかに使い、くぎなどを使わずに組み上げる日本の伝統(でんとう)的な工法でつくられています。

 この工法は、建物をばらばらにするのが簡単(かんたん)で温度や湿度(しつど)が一定にたもたれ、くさりにくく、100年は再(さい)利用できます。今回の住宅は、福島県いわき市で7年間使用されたものです。役目を終えたところに豪雨が発生し、総社市は、いわき市から建物の材料を無料でゆずってもらいました。

 通常(つうじょう)のプレハブより広く、ロフト付きで木のぬくもりが感じられ、総社市の被災者は「住み心地が良さそうだ」と話しています。10月初旬(しょじゅん)までに希望した全44世帯が住み始める予定です。

 

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