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<モネ特別編>(1)少年時代は漫画が得意

親子で学ぶぅ

2018年7月17日

パリの高級住宅街にある公園。モネお気に入りの制作スポットでした=クロード・モネ《モンソー公園》1876年 泉屋博古館分館蔵(展示期間来月17日まで)

 1840年にパリで生まれたクロード・モネは、5歳の頃にフランス北部の港町(みなとまち)ル・アーヴルに引っ越(こ)しました。少年になったモネは地元の画家(がか)から絵を習(なら)い始め、カリカチュア(漫画(まんが))を描(えが)いて評判(ひょうばん)となります。

 そして、地元の先輩(せんぱい)画家に励(はげ)まされたモネは、本格的(ほんかくてき)に絵を学ぶことを決意(けつい)し、20歳になる前に芸術(げいじゅつ)の都パリに出てきたのです。

 こうして、モネの青春が始まりました。

 当時のパリは、皇帝(こうてい)ナポレオン3世の命令によって大改造中(だいかいぞうちゅう)。新しく近代的(きんだいてき)な街(まち)に生まれ変わる最中(さいちゅう)でした。モネもフランスが誇(ほこ)る昔からの絵画(かいが)には興味(きょうみ)を持たず、自由に絵を描くことを好みました。それは当時の美術界(びじゅつかい)では珍(めずら)しく、とても新しい考えだったのです。

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 日本でも人気の画家モネってどんな人? 今週は夏休み特別編で教えてもらいます。

◆教えてくれたのは木村泰司(きむら・たいじ)さん

 1966年生まれ。名古屋市出身。米国カリフォルニア大学バークレー校で美術史学士号を修めた後、ロンドンサザビーズの美術教養講座でWORKS OF ARTを修了した。趣味は料理。子どもの頃の夢は、電車の運転士になること。52歳。

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 「モネ それからの100年」展(東京新聞など主催)は、9月24日まで、横浜市西区の横浜美術館で開催される。問い合わせはハローダイヤル=(電)03(5777)8600。

 

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