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<AI編>壁乗り越える力 磨こう

親子で学ぶぅ

2018年5月2日

サマースクールで自然に触れる子どもたち=長野県で(花まる学習会提供)

 AI(アイ)(人工知能(じんこうちのう))を使って、大自然(だいしぜん)の中で野外活動(やがいかつどう)を楽(たの)しむ−。こんなことを考えている人がいます。学習塾(がくしゅうじゅく)「花(はな)まる学習会」(本部・埼玉(さいたま)県)代表(だいひょう)の高濱正伸(たかはままさのぶ)さんです。

 この学習塾は夏休みを利用(りよう)して、子どもたちが長野(ながの)や群馬(ぐんま)県などで3〜4日間過(す)ごす「サマースクール」に力を入れています。ひと夏で約6500人も参加(さんか)します。友達(ともだち)と一緒(いっしょ)に参加できません。初(はじ)めて会う子どもたちが違(ちが)う学年(がくねん)で班(はん)を作(つく)り、川遊(かわあそ)びなどの野外体験(やがいたいけん)をします。

 野外活動と聞くと、AIとはあまり関係なさそうですが、そうではありません。例えば、野外でもインターネットでAIに接続(せつぞく)できるタブレットなどに話しかけることで、高濱さんは「子どもたちに合ったおすすめの遊び方(かた)を聞(き)いたり、魚(さかな)の居場所(いばしょ)を予測(よそく)してもらったりできます。事故防止(じこぼうし)にも使(つか)えそう」と話します。

 AIが活用されると、私たちの仕事(しごと)がなくなっていく、といった不安(ふあん)の声(こえ)を耳(みみ)にします。でも、考(かんが)えてみてください。30年前になかった携帯電話(けいたいでんわ)の会社(かいしゃ)がたくさんあるように「常(つね)に仕事はつくられます。AIを使って生活(せいかつ)を良(よ)くする仕事ができるでしょう」と高濱さん。

 AI時代(じだい)には「人間力(にんげんりょく)」が一層大切(いっそうたいせつ)になると言います。「人間力」とは、困難(こんなん)を乗(の)り越(こ)えられる、リーダーシップがとれる−という力です。野外学習はAI時代を見据(みす)えています。

 

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