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トルコ、米をWTO提訴へ 追加関税は「協定違反」

経済

2018年8月21日 夕刊

 【ロンドン=共同】世界貿易機関(WTO)は二十日、米国による鉄鋼などの追加関税を巡り、トルコが提訴手続きに入ったと発表した。トルコは米国の措置が「WTOの緊急輸入制限(セーフガード)に関する協定や関税貿易一般協定(ガット)の規定の多くに反している」と主張している。

 米国とトルコは、米国人牧師の拘束問題などを巡って追加関税を課すなど対立が先鋭化している。WTOでも両国が激しくぶつかり合うことになりそうだ。

 公表資料によると、トルコは米国の追加関税に加え、特定製品の輸入が国家安全保障上の脅威になっていると判断すれば、米大統領が追加関税などの是正策を取れるとした通商拡大法二三二条にも問題があると訴えている。

 米国は十三日にトルコの鉄鋼に課す追加関税を倍の50%に引き上げ、トルコは報復として十五日、米国からの輸入車などに追加関税を適用した。

 

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