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TDL新施設を導入、TDSさらなる拡張 オリエンタルランド社長に聞く

経済

2018年8月18日 朝刊

事業展望などを語るオリエンタルランドの上西京一郎社長=17日、千葉県浦安市で

 オリエンタルランドの上西京一郎社長(60)は十七日、二〇二二年度以降、東京ディズニーランド(TDL)への新たなアトラクション施設の導入と、東京ディズニーシー(TDS)のさらなる拡張を進めることを明らかにした。本紙のインタビューに答えた。

 同社は既に、TDLでは二〇年春に向けて映画「美女と野獣」をテーマにしたエリアを開発中。TDSも開業以来の大規模拡張を発表し、二二年度のオープンを目指している。

 上西社長はそれ以降についても「TDLは三十五年前にできている。ディズニー社がいろいろなコンテンツを開発し、ヒットした映画もある。新しいコンテンツを入れていく」と話した。TDSも「まだ空いている土地が残っている。さらに拡張していける」と話した。いずれも具体的には「研究中」とした。

 入園料は「(大規模開発で)より感動してもらえるものを提供できる。上げていく一つのチャンスと思っている」と説明。さらに、「単純にチケット価格を上げるだけでなく、今までの発想の枠を取り払って考える時期に来ている」と新たな料金体系などの導入を示唆した。

 例えばユニバーサル・スタジオ・ジャパン(大阪)は上乗せ料金を支払えば優先的にアトラクションを楽しめるサービスを導入しているほか、ホテル業界では時期によって価格が異なるシステムも浸透している。上西社長は「そういったサービスに対価をもらうという考え方は、否定するものではない」と発言。「価値あるものに対しては値上げを許容する人が増える一方で、価格が上がるのは嫌だと強く思う人も多く、鮮明に分かれてきている」と消費者の変化を分析。「選択のメニューを広げることは、考え方としてはいいと思う」と話した。 (須藤恵里)

 

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