XMenu

キャベツ、ハクサイ2倍 猛暑で高値8月も

経済

2018年8月4日 朝刊

スーパーで野菜を求める買い物客=3日午後、東京都練馬区で

 猛暑や天候不順で出荷量が減少したことが響き、ハクサイやキャベツが平年比で二倍以上となるなど、葉物野菜を中心に多くで卸売価格が高止まっている。少なくとも八月いっぱいは主要な野菜十四品目のうちダイコンやホウレンソウなど九品目が高値で推移する見通しで、家計にとって厳しい夏となりそうだ。

 農林水産省が三日、主要な野菜十四品目の一日時点の卸売価格と八月の価格見通しを発表した。

 ハクサイやキャベツ、レタスは猛暑で最低気温が下がらず、少雨も重なって生育が悪い。ダイコンは六月以降の長雨が響いた。今後も暑い日が続けば、高値傾向が長引く可能性があり、斎藤健農相は三日の閣議後会見で「猛暑が続いており、価格動向は注視したい」と警戒感を示した。

 全国から野菜が集まり、農水省が価格変動を調査している東京都中央卸売市場では一日、ハクサイが平年比で二・一倍、キャベツが二倍超となるなど、十四品目のうち十品目の卸売価格が平年より20%以上高い水準だった。卸売価格は一週間ほどで小売価格に反映されるため、将来的には家計に打撃となる。ただ、急な価格上昇は売れ行きが落ち込むため、小売店が価格転嫁を抑える場合もある。

 八月の見通しでは、ダイコン、ハクサイ、キャベツ、ホウレンソウ、レタス、キュウリ、ナス、トマト、ピーマンが高値水準で推移し、ニンジン、ネギ、サトイモは平年並み。バレイショとタマネギは安値となりそうだ

 

この記事を印刷する