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シャープ白物、国内から撤退 栃木工場TV生産中止

経済

2018年8月3日 夕刊

 シャープは三日、冷蔵庫を生産する八尾工場(大阪府八尾市)の稼働を二〇一九年九月までに止め、白物家電の国内生産から撤退する方針を固めたことを明らかにした。栃木工場(栃木県矢板市)での液晶テレビの生産も今年十二月末までに取りやめる。

 戴正呉(たいせいご)会長兼社長が全社員にメッセージを三日付で発信した。経営改革の一環で、白物家電は市場の成長が見込めるアジア地域での現地生産に切り替えるべきだと判断。シャープの親会社である鴻海(ホンハイ)精密工業(台湾)の海外拠点を活用する。国内での販売は続ける。

 液晶テレビの生産は亀山工場(三重県亀山市)に集約するなどし、コストを削減する。両工場は物流拠点などとして活用を続けるが、機能は大幅に縮小。両工場の社員約二千二百六十人は配置転換などで雇用を維持する。 (吉田通夫)

 

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