XMenu

NY原油、一時75ドル突破

経済

2018年7月4日 朝刊

 【ニューヨーク=共同】三日のニューヨーク原油先物相場は、リビア産原油の供給減に対する懸念から急伸し、指標の米国産標準油種(WTI)の八月渡しが、一バレル=七五ドルを突破し、一時、二〇一四年十一月以来、約三年七カ月ぶりの高値水準をつけた。その後、供給を巡る報道を受けて売りが膨らみ、乱高下した。

 午前十一時現在は、前日比〇・九八ドル安の一バレル=七二・九六ドルをつけた。

 朝方は、リビアの国営石油会社が二カ所の港で原油の積み出しができず、日量八十五万バレルの供給減につながる恐れがあると伝わったことが材料視された。さらに、カナダの砂岩から原油を抽出する施設「オイルサンド」で六月に停電が起き、影響が当面続く見通しになっているのも供給減につながるとして、買い材料になった。

 ただ、産油国のサウジアラビアが市場安定のために生産余力を活用する用意があることを確認したと伝わると、売り注文が膨らんで急落。一時は一バレル=七二ドル台をつけるなど供給を巡る報道を受けて乱高下した。二日の取引は五営業日ぶりに反落し、一バレル=七三・九四ドルで取引を終えていた。

 

この記事を印刷する