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米、イラン原油輸入停止 中、印にも要請へ

経済

2018年6月27日 夕刊

 【ワシントン=白石亘】米国務省が二十六日、日本を含む各国に対し、イラン産原油の輸入を十一月四日までに停止するよう要請する方針を明らかにした。十一月五日以降も輸入を続ければ米政府の制裁対象になる。イランからの原油の輸入が多い中国やインドにも今後、輸入の停止を要請する。

 米国務省は既に日本政府に対してはイラン産原油の輸入停止を要請した。電話会見で国務省高官は「われわれは日本にも政策変更を求めている。米国との関係があるので、日本からは協力が得られるだろう」との見通しを示した。

 一方、日本は長年、イランと良好な関係を築いており、イラン産原油は昨年、日本の輸入量の約5%を占めた。米国務省は輸入停止を求める方針に「例外は考えていない」としており、日本政府は難しい判断を迫られそうだ。

 トランプ政権は五月、イランとの核合意から一方的に離脱すると表明。イランに対する制裁を復活させ、経済的な締め付けを強める。

 今回の措置で市場に出回る原油が減ることから、その穴埋めに中東の他の産油国に供給量を増やすよう求める。

 

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