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神鋼の株主 経営陣追及 きょう三菱マテなど総会

経済

2018年6月22日 朝刊

 アルミニウム製品などのデータの改ざん問題を起こした神戸製鋼所は二十一日、神戸市で定時株主総会を開いた。株主からは「不正を行う企業風土を作り上げたのは社員ではなく、会社だ」などと経営陣を厳しく非難する声が相次いだ。

 総会には昨年より百人ほど多い四百九十七人が出席した。総会では冒頭、山口貢社長が「株主や取引先の皆さまにご心配とご迷惑をおかけしていることを深くおわび申し上げる」と謝罪し不正の経緯や背景を説明。これに対し、株主からは「自浄能力はないのか」「(不正を見逃した)監査役が再任されるなんて言語道断だ」などと厳しい発言が続いた。また、米国やカナダで集団訴訟が起きていることなどから今後の経営への影響を懸念する声も上がった。

 改ざんを巡っては、東京地検特捜部と警視庁が不正競争防止法違反(虚偽表示)の疑いで神戸市の本社などを家宅捜索している。

 昨年後半以降、製造業では不正が次々に発覚。二十二日には同様にデータ改ざんが発覚した三菱マテリアルと検査データ改ざんが明らかになったSUBARU(スバル)が、二十六日は無資格検査問題のあった日産自動車が株主総会を開く予定で株主から経営陣の責任を問う声が上がりそうだ。

 

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